転職時の大きなイベントの一つとして、「退職する旨を上司に伝える」というものが待っています。この「退職する旨を上司へ伝える」というイベント、実際行動に移す際かなり色々と悩み&迷うことがありました。
ほんとうに緊張するんですよねコレ。かなり言い出し難いですし、でも言わないと前に進まない…。わたしの場合、悩み&迷いポイントは以下でした。
- 書面とか何か用意するの?(退職願い?退職届?)
- 誰に伝える?
- いつ伝える?
- どのように伝える?
- どんな感じで伝える?
- 引き留められない?(引き留められたらどうすればよい?
当時はいろいろとネットで調べまくりましたねぇ~。調べるといろんなことが書いていますが「自分が思った通りに伝える(失礼がないように)」これでいいと思います。
とりあえず上記悩み&迷いポイントに関連する内容を一つずつ見ていきたいと思います。
※複数回に分けて書いていきたいと思います。まずは太字部分から。
「退職願い」と「退職届」の違い
まずは初めに「退職願い」と「退職届」の違いについて復習しておきます。
「退職願い」 ⇒ 「○月○日に退職したい」とこちらの意思を伝えるものとなります。この書類を提出し受理されたからといって、その時点で「退職が決定したわけではない」ということになります。書類が受理された後、数日後に会社から改めて何かしらのアクションがあります。そこまでは「やっぱ退職するのや~めた~」ということも可能なはずです(まぁ一度やめたいといっているので気まずいですがね…)
「退職届」 ⇒ こちらは退職願いとはことなり、「○月○日に退職します」というこちらからの一方的な意思表示になります。つまりこの書類を提出し上司がうけとった時点で「退職することが決定した」となります。そのため後での「やっぱ退職するのや~めた~」は通用しません。
書面は何か用意する必要がある?
わたしの場合は上司へ退職を伝える際、書類は用意しませんでした。
会社の規則などで決まっているところもあるかもしれませんが、とくに規則で決まってなくどうすればいんだ…と悩む場合、まずは書類は用意しない、でよいかと思います。まずは口頭で自分の考えていることをちゃんと伝えましょう。
よくテレビで退職願いや退職届をいきなり「ど~ん!」と上司にわたしたりする場面をみますがそれはないのかなぁ~とおもっています。まずは口頭レベルでちゃんと伝えましょう。
その後、何か書類の提出が必要であれば、上司からいわれるはずです。わたしの場合はそうでした。書類に関しても、会社によってはテンプレートがあってこれに書いて後で提出してね、といわれるパターンもあります。わたしの場合はそうでした。転職を伝えた数日後に書類ももらい、書いた後上司へ提出、という感じです。
テンプレートがない場合は、おそらく独自フォーマットで退職願いを出す感じになるのかなと思います。フォーマットはネット上にいろいろ出ていると思うのでその通りに書けばいいだけなので特に問題はありません。
誰に伝える?
一般的に言われているのは直属の上司、ですね。わたしも直属の上司につたえました。とくに問題はないかなと思います。
直属の上司をすっ飛ばして、いきなりさらに上の上司に伝えるのはNGなのでお気を付けください。
必要に応じて、「直属の上司+さらに上の上司」を一緒に召集し伝える、というのはありかなと思います。
直属の上司からその上の上司への伝え方はいろいろあるかと思います。
まずは自分から直属の上司に伝える ⇒ その後上司からさらに上へ伝える、というパターン。これだと直属の上司に伝えるだけなのでちょっとは気が楽ですね。
もう一つは、直属の上司へ伝える ⇒ 「直属の上司の発言:じゃあ○○さんにも伝えといてね」、というパターン。結局さらに上へ伝えるのも自分がやるパターン。ちょっと気が重いですね…。まぁたいてい(ちゃんとした上司だったら)は前半のパターンかとは思いますが。
いつ伝える?
会社の規則的な話でいいますと、「退職する者は、退職する1ヶ月前までに伝える事」等その会社ごとに規則があるはずです。社則などを確認してみましょう。だいたいは1か月前くらいだと思います。わたしのところもそうでした。
実際には、業務の引き継ぎやらを行う必要があるので余裕をもって2~3ヶ月前くらいに伝えるのが良いかなと思います。業務状況によっては、引き継ぐメンバもすぐに見つからなかったりするのでやはり余裕をもって伝えた方がよいでしょう。
さらに、最後に残った有給休暇を消化してから退社したい、等を考えている場合はその休む分も計算にいれておきましょう。わたしの場合は「業務引き継ぎ+休暇日数」を考慮して約2ヶ月前につたえました。
若干引き継ぎに時間はかかりましたが、最後の半月くらいはちゃんと有給休暇を消化することができました!(できればもうちょっと休みたかったけど…。まだ有休残ってたよ~。もったいない)
結局ちゃんと計画的にやらないと自分が損をする羽目になるのでしっかりとやっていきましょう。